日本生物環境工学会2025年愛媛大会

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プログラム

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●口頭発表

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●ポスター発表

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●オーガナイズドセッション企画テーマ


オーガナイズドセッション テーマ詳細情報

OS1 『ゲームエンジンで探る植物工場デジタルツインの可能性』
オーガナイザー 岡山毅(茨城大学農学研究科)、福田弘和(大阪公立大学工学研究科)、羽藤堅治(愛媛大学農学研究科)
開催日時 9月16日(火) 9:30-11:00
お問合せ先  
概 要 ゲームエンジン技術の進化がデジタルツインの性能を向上させる中、国際競争を見据えた魅力的な活用法の提示が重要となる。本講演ではUE5.6や最新GPUによる先端実装事例を紹介するとともに、ゲーム的発想を活かしたデジタル農業コンテンツの可能性と、産業・人材育成への展望を論じる。

OS2 『プラズマ種子科学とプラズマ農学の最前線』
オーガナイザー 河野智謙(北九州市立大)、吉田敏(九州大)、池田義久(愛媛大)、神野雅文(愛媛大)
開催日時 9月16日(火) 11:00-12:30
お問合せ先  
概 要 近年、プラズマ技術を応用した種子・植物体での遺伝子発現パターンの制御や環境履歴の「記憶」を制御する試みが 報告されている。本OSでは農工連携による「プラズマ種子科学・農学」の研究事例について議論する。

OS3 『植物工場における機能性植物生産とSpeaking Plant Approach (SPA)』
オーガナイザー 伊藤博通(神戸大学農学研究科)
開催日時 9月17日(水) 9:30-11:00
お問合せ先 伊藤博通(神戸大学農学研究科)
hitoh@kobe-u.ac.jp
概 要 薬用植物の薬効成分などファイトケミカルを豊富に含む機能性植物は付加価値が高く、植物工場の採算性向上に貢献する。このオーガナイズドセッションでは薬用植物をはじめとする機能性植物の生産に関わる環境応答解明、生体計測法の開発など多様なSPAの研究成果を募集する。

OS4 『宇宙農業―宇宙長期居住のための食料生産と閉鎖系システム―』
オーガナイザー 後藤英司(千葉大学大学院園芸学研究院)
開催日時 9月17日(水) 11:00-12:30
お問合せ先  
概 要 月面等の宇宙において人類が長期居住をするためには食料、居住、資源循環、閉鎖系システム構築などが必要にある。本OSでは現在まで研究開発状況の報告と今後取り組むべき課題についての意見交換を行う。

OS5 『次世代を担う研究者による発表』
オーガナイザー 片山直美(名古屋葵大学健康科学部健康栄養学科、名古屋葵大学大学院生活学研究科、名古屋大学医学部耳鼻咽喉科)
開催日時 9月17日(水) 16:30-18:00
お問合せ先  
概 要 博士課程在籍者および進学予定の修士2年生を対象に、研究者に不可欠な口頭発表の訓練機会を提供することを目的としています。時間制約のある口頭発表における論理的構成力や聴衆への伝達力も、研究者としての将来的な活動において極めて重要です。学生にとって本企画が、分野横断的な交流の場となるとともに、他分野の研究者からの本質的な問いに対し、基礎的理解に基づいた応答を実践する機会となることを期待しています。

OS6 『農業生産における人工知能利用』
オーガナイザー 羽藤堅治(愛媛大学)、イスラムMDパーベズ(愛媛大学)
開催日時 9月18日(木) 9:30-11:00
お問合せ先  
概 要 世界人口の増加により農業分野は大きな課題に直面しており、精密農業のための資源配分の最適化、食料安全保障を確保するための予測可能な生産計画、そして農産物の収穫、加工、マーケティングのための自律的なソリューションといった新たなアプローチが求められている。こうした背景から、データ駆動型AIは、病害、栄養不足、害虫の検出のための作物モニタリング、収量予測、価格予測など、幅広い応用分野における研究から社会実装が進んでいる。本OSでは、農業のあらゆる段階におけるAIを活用した基礎研究から応用研究に焦点を当て、研究成果を募集します。

OS7 『ネクストパラダイムを誘起するSPAのための先端技術開発』
オーガナイザー 安武大輔(九州大学院農学研究院)、福田弘和(大阪公大院工学研究科)、藤内直道(愛媛大院農学研究科)、高山弘太郎(豊橋技科大院工学研究科・愛媛大院農学研究科)
開催日時 9月18日(木) 11:00-12:30
お問合せ先  
概 要 SPA(スピーキング・プラント・アプローチ)は、植物生体情報計測に基づいて栽培環境を最適に制御するという環境制御戦略であり、近年、特に先端的な施設園芸においてSPAの導入が本格化しつつある。他方、新型センサを含む計測システム、情報通信基盤、およびAIを活用したデータ解析技術の急速な進展により、SPAの応用領域は従来にないスピードで拡大しつつある。本OSでは、SPAによる新たな植物生産の実現に資する先端技術の開発動向を紹介し、最新の応用事例と今後の展望について議論する。

OS8 『細胞・オルガネラスケールの分子計測を可能にする1細胞生体計測,「ピコリットル・プレッシャープローブ・エレクトロスプレーイオン化質量分析法(picoPPESI-MS)」』
オーガナイザー 和田博史(愛媛大)
開催日時 9月18日(木) 13:30-15:00
お問合せ先  
概 要 現在、1細胞の計測技術は大きな進展を見せている。中でもpicoPPESI-MSとその手法を用いた生理障害の機構解明は世界中から大きな注目を集めている。本OSではその開発に携わった4名の研究者が登壇し、picoPPESI-MSの開発コンセプト、活用事例、展望について議論する。